認知症や更年期障害にも❣️ 母の変化
私の母は今年の8月で70歳です。
兄は生まれた時から自閉症で、介護にお金がかかるので、母はずっと保母さんや介護士の仕事に加え、難病の子供達をケアする子供病院でボランティアをしてきました。
兄は小学生や中学生になっても、脳は3歳のままで、突然家をダーッと飛び出していって行方不明になったり、徘徊して警察に保護されたりしていました。話すことができないストレスで、いつも大声をあげて叩いたり噛んだりと、大暴れします。家の壁は穴だらけで、母の体も、私の顔や腕も、噛まれた痕だらけでした。
成人してもそれは変わらず、介護と仕事で母は疲れ果ててしまっていたのでしょうか、10年前の脳ドックでは、加齢で脳みそが小さくなる病気になっている、と診断されました。
前の日に食べたご飯を覚えていなかったり、1週間分の予定をたてれずにいました。
父が亡くなってからは、1人では事務手続きもできませんでしたので、私や主人が手伝っていました。
一人暮らしで誰とも話さないので、ロレツが回らなくなったり声も出にくくなっていたそうです。目がショボショボしてボヤけたり、頭がボーッとするとよくいっていました。
2018年2月13日からビジョントレーニングをスタートしました。
ビジョントレーニングにはじめて出会って目の訓練を受けた時には、目の周りの筋肉が凝っていて、こんな経験は初めてだったそうです。
次の日から朝と夕方に毎日2回、目の運動しています。
トレーニング内容は、自分の指を顔の30cm前に突き出して、目で縦、横、斜め、円、目を中央に寄せながら追いかけていく追従運動、両指を前に出して目でジャンプしながら縦、横、斜め、円、中央に見る跳躍運動をメトロノーム60ビートくらいの速さで1.2.3.4.5と数えながら2往復ずつ動かします。
最初は指の指標を目で追う時に、顔と頭が動いてしまっていましたので、携帯ビデオを撮って、自分でチェックし、意識して頭が動くのをなくして、目だけ動かせる様にしています。
また、眼球を中央に寄せる寄り目は、右目が寄りにくく、黒目がずれて、中央の白目が残ってしまっていたので、片目ずつ中央に黒目を寄せれるように練習しています。
右肩が凝りやすく、よく頭痛やめまいも起こしていたのは、右目が動かしずらくて疲れていたのかな?と言っていました。
まだはじめて1週間ですが、「頭がスッキリする!」「自信マンマンになった!」と言っていて、驚いています。
卓球教室の仲間にも、「目がパッチリして目力がでてきたね」と言われたそうで、喜んでいました。
北出先生の77歳の義理のお母様も認知症のような傾向が出ておられましたが、
トレーニングを続けて5年くらいですが、
物忘れもなくなり、
頭はとてもはっきりしていてお元気でいらっしゃるそうです。
散歩も毎日続けておられます。